ガルガル期
ガルガル期とは?ママの変化と、パパや家族ができること
~悪者はいない。みんなで幸せになる育児のために~
「なんだかイライラ…」それ、もしかしてガルガル期かも?
出産後、赤ちゃんはもちろん可愛いのに、なぜかイライラしてしまう。
普段はなんとも思わない旦那さんのひと言に、心がざわつく。
家族が赤ちゃんに触れようとするだけで、なぜか「やめて!」と言いたくなる。
そんな自分に驚いたことはありませんか?
それは、**「ガルガル期」**かもしれません。
動物が赤ちゃんを守るように、ママがピリピリしてしまうこの時期。
実は多くのママが経験している、自然で、一時的な心と体の反応なんです。

ガルガル期とは?原因はママの“せい”じゃない
ガルガル期とは、赤ちゃんを守ろうとする本能が強く働く産後の時期のこと。
ホルモンバランスの大きな変化が影響していて、**特に「オキシトシン(愛情ホルモン)」**の分泌が関係しています。

オキシトシンは赤ちゃんへの愛情を深め、守ろうとする働きを強めてくれますが、
時には「家族が近づいてくる=赤ちゃんの安全が脅かされる」と無意識に感じてしまい、ピリピリした反応に繋がることも。
さらに、睡眠不足や慣れない育児、体の回復が追いつかない状態で、心も不安定になりやすいのです。
これは決して「ママが悪い」わけでも、「性格の問題」でもありません。
ママの体と心が、必死に赤ちゃんを守ろうとしているだけなのです。
「パパが嫌いになったわけじゃない」ママの本音
「最近、パパに冷たくしてるかも」
「でも、自分でもどうしてそうなるのかわからない…」
そんなふうに、ママ自身が戸惑っていることも少なくありません。
本当は、パパにも助けてほしいし、理解してほしい。
だけど、気持ちの整理が追いつかなくて、つい強い言葉や態度になってしまう。
これも、ガルガル期の特徴です。
ママは決して「パパが嫌い」になったのではなく、ただ、自分の心を守る余裕がないだけなんです。
パパや家族にできること|責めない・決めつけない・そっと支える
ガルガル期のママは、ちょっとした言葉や態度にも敏感になっています。
だからこそ、パパや周りの家族には、こんなサポートが効果的です。
-
「なんでそんなに怒るの?」ではなく、「疲れてるよね。大丈夫?」と声をかける
-
「自分のせい?」と悩まずに、「できることをひとつやってみよう」と行動する
-
必要以上に距離を詰めず、ママのペースに合わせる
-
抱っこ・おむつ替え・洗い物など、黙って手伝うだけでも大きな安心になります
一番大切なのは、ママを“責めない”こと。
「何も悪くないよ」「一緒に育児をしてるよ」という気持ちが、必ず伝わります。
「かわいそうなパパ」でも「一番の味方になれるパパ」へ
ガルガル期の情報を読んで、「パパがかわいそう」と思った方もいるかもしれません。
実は、私自身もそうでした。
ミライスショップを運営する中で、
ママたちの心の変化を知るにつれて、
「パパもたしかに大変だよな」と思うようになりました。
だけど、それはパパを“被害者”として見るということではありません。
**「家族の一番の味方になれる存在」**として、
ママと赤ちゃんのそばにいるからこそできることが、たくさんあるはずです。
ミライスからママ・パパへのメッセージ
ガルガル期は、永遠に続くわけではありません。
少しずつ、赤ちゃんの成長とともに、ママの心にも余裕が戻ってきます。
大切なのは、家族みんなが「自分を責めない」こと。
そして、「うまくいかない日があっても、それも大事な育児の一部」と思えること。
ミライスショップは、
赤ちゃんとママの安全と快適さを大切にするだけでなく、
育児に関わるすべての人にやさしい視点を大切にしています。
今日も、たくさんのママ・パパががんばっています。
「がんばらなくても大丈夫」と言ってくれる存在が、
ひとつでも増えますように。ミライスは、そんな場所でありたいと願っています。
🌱 ミライスのアイテムが、心のゆとりにつながることも
「うちの子、姿勢が安定してから食事の時間が楽になった」
「イスに座ってくれるだけで、5分間のコーヒータイムができた」
そんなお声をいただくことがあります。
ミライスの製品が、
育児の“ほんのひとときの安心”に繋がれば、
私たちはそれだけでうれしいのです。